vietnamoni’s blog

ベトナムの観光地の裏側を歩く3か月の長期旅行

ベトナムサバイバル 5/31 ハノイ

移動した先の町でチェータップカムを食べるが、どの街のどの店のチェータップカムも違う。味、食感、見た目を考えて作ってあると思われるものから、汚いくらいのほんとの混ぜ混ぜまでいろいろあった。

ここハノイでは4か所チェー屋に行ってみた。ネットで紹介されてた1か所は混ぜ物はシンプルで、味も砂糖味。ココナッツミルクを入れてない。ネットで紹介されてたもう1か所もココナッツミルクを入れない砂糖味で見た目が今一つ汚い。どちらも今まで他の街で食ったチェータップカムに比べうまくない。

他の1つはドンスアン市場隣の狭い路地にある屋台で、どれいれる?と聞かれてお任せでとジェスチャでおばさんに伝えると、出てきたのはコーン甘煮、キクラゲ甘煮、いろいろ寒天などで、定番のハスの実とか入ってなかった。量は多いが味はこちらもココナッツミルクを入れない砂糖味で気持ち悪い。

そろそろうんざりしてきたが、マシなところがあるだろうと旧市街の南のエリアにあるチェー屋に入ってみた。ここはココナッツミルクを入れていたが、混ぜ物が悪い。なんで春雨みたいなものが入ってるのか。量は多いが混ぜるものを選んだとはいいがたい混ぜ混ぜで汚い。

以前ハノイから下ってきた旅行者とニンビンの宿で話をしてて、チェータップカムおいしいよねと話をしたら、えーあれのどこがおいしいの?味のしない寒天とか。と言ったので、いやそれチェータップカムじゃないでしょ、と話したが、なるほどハノイのこのチェーを食えば不味いと思うわなあ。

これらのチェーは屋台でだいたい20kVNDだから、ハノイで田舎臭くないおいしいチェーを食べたかったら40kVNDくらい出さないと食えないんだろうか。

ちなみに味のバランスや混ぜ物の内容のセンス良く、ちゃんと考えて作ってあると思ったうまいチェータップカムの一つは一泊で離れたニンビンの宿(Go Ninh Binh)の近くのチェー屋のチェータップカム。量はジョッキで言えば半分ほどだが、15kVNDでコクのあるうまいチェーが食えた。

いずれにせよハノイの庶民価格で売ってる庶民食のレベルは低い。多分ハノイでは物価が上がりすぎて庶民価格というものは安物のことなのかもしれない。

ついでに、ハノイでmian luon(田ウナギ春雨)35kと chao luon(田ウナギ粥)40kを食べたが、ハノイではどこも田ウナギは揚げてあり、生ゆでは無かった。ドンホイの田ウナギ粥屋の、青胡椒の房から胡椒粒をつまみながら食うたっぷり田ウナギ粥や春雨(35kVND)を食ったら、このハノイの田ウナギ料理はいま一つ。