vietnamoni’s blog

ベトナムの観光地の裏側を歩く3か月の長期旅行

ベトナムサバイバル 4/10 ニャチャン

Viettel Dmax200(3GB) データサービスの期限が一ヶ月ではなくぴったり30日x24時間。

宿の日本人が増える。

一人の日本人と昨日昨日行った地元の人しかいない惣菜を選んで食べる食堂に行く。昼飯時で店員が走り回っていた中で、注文の仕方がまだわからないのでベトナム語で”これください”と他の客が注文して出てきた皿を指さして頼んだ。この連れの日本人はベトナム語はおろか英語も片言なのはいいが、ここは日本ではないということがわかってないらしく、カウンターの中で忙しく惣菜を皿にのせている兄ちゃんに向かって悠長に日本語英語で話しかけ”自分が食いたいもの”を注文しようとしていた。典型的日本人で、自分のやりたいことを言えば相手が察して自分のために何かしてくれるのが当然だという考えがその行動にでていた。自分は慌てて彼に英語なんか通じるわけがないといい、カウンターの中のにーちゃんに、盛り合わせた他の客の皿を指さし、そのあと彼を指さした。店員は理解し、この日本人にも同じものを出してきた。テーブルに座ると、今度はビールはあるかなと言う。あるだろうが、このあとからあとから客がやってくる状態の店の中でベトナム語もろくにしゃべれないのに悠長にビールを注文するなど、よそ者がローカルの飯屋でローカルの価格で食わせてもらってると言うことをよくわかってる自分にはとてもできない。彼には、ビールはあるだろうがやめてくれ、と言った。多分この調子では店員を呼んで、ビールは何がある?から始めるだろう。言葉が通じないのに。その話をすると、なんでビールを注文しちゃいけないんですか、なんとか通じるでしょう、とか言った。彼の中ではこっちは客なんだから言葉が通じなくても客の注文を受けるのは店員の役目だろみたいな考えが見えたので、私はビールが飲みたいだけだという彼に、ビールが飲みたいのは誰?あなたでしょう。店はあなたに店に来てほしいなどと思ってないし、なんでこのくそ忙しいときに言葉も通じないよそ者の相手をしなきゃならないんですか。と言うと静かになり、スープの椀を持ってすすりだした。この人はここはおおきなテーマパークかなんかだと思ってるようだ。日本とは違う文化と習慣と法律のある国にいることをわかってないし、その怖さも知らない。観光客相手のエリアの中にだけいるべき観光客。

食事の後、帰り道で自分自身が忙しいフーティウ屋でこれは何ですかとやって女将さんに怒られたことを話すと理解してくれたようだった。

夕方、この店の近くの焼肉定食屋に入ってみる。ここもベトナム語しか通じない。壁に貼ってあるメニューがスペアリブの焼肉と何かを合わせていくら、みたいにかいてあったので、一番基本のメニューを指さして注文した。めちゃくちゃうまい。ニャチャンの飯はうまくないと思ってたが、観光客相手の店のレベルが低いだけだ。もちろんこの店は観光客には教えない。俺は客だみたいに偉そうにふるまわれて自分まで観光客価格にされたらこまる。

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スイーツ屋の壁に貼ってあるメニューの意味が分からずxoai(マンゴー)だけわかったのでそれを注文すると、出てきたのはマンゴーに塩と唐辛子をかけた漬物だった。甘いスイーツが出てくると思ってたんで、これが前に出されたときは大笑いした。これがまたお茶請けとして味わうなら意外にうまく、茶を飲み飲み全部食べてしまった。

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