vietnamoni’s blog

ベトナムの観光地の裏側を歩く

ベトナムサバイバル 4/2 ムイネー ダラット

ムイネー朝6時。下痢はおさまったものの吐き気と腹痛で、このままムイネーで病院を探し養生するか、ダラットに行ってそこで病院に行くか迷っていた。ダラット行のバスは7:30。とりあえずパッキングを済ませ、7時前にロビーに降り、この写真と実物の状況がかけ離れたVan Thanh Hotelの支配人トミーを起こすと、チェックアウト?と聞くので、具合が悪い、この近くに病院は無いかと聞くと、寝ぼけ眼でめんどくさそうに、無い、と言う。そしてパスポートを渡してまた部屋に戻っていった。このトミー、チェックインの時はとてもフレンドリーだがカネを落とさないとみるや態度がコロッと変わる。これで覚悟はできた。ダラットに行く。

7:20ごろツアーオフィスに着くとホーチミンから来た時と同じ大型の寝台バスが止まっていた。これかと思い乗り込もうとすると、違う、これはホーチミン行だ。という。ダラット行は遅れて8時ごろ着くという。待ってる間も何回かトイレに行くが、具合が悪いことをしられて乗車拒否されても困るので、オフィスで待つ間は平静を装ってた。と、ほら、バスが来た、と言うので道路を見ると、なんじゃこりゃ?普通のマイクロバスだった。(あとでなぜ寝台ではないのかがわかる)

バスの座席は既に半分以上埋まっていたが、ホテルを回りながら乗客をのせるうちに補助席も使うほどの満席になった。しかも、乗ってくる客のほぼすべて中国人。ムイネーの道は凸凹で、気持ちが悪いところに車酔いしそうだったが、ムイネーを抜けるまでの辛抱と思ってたが、一向に揺れはおさまらない。結局5時間のうちまともな道は30分ほどだった。特に山道は椅子の上で踊るくらいの凸凹と急カーブが続いた。

途中、山の中でトイレ休憩があったが、ふきっさらしの山小屋のようなところで、トイレは3つ、ドラム缶にためた水を自分で汲んで流すやつだった。自分たちのバスには30人近くのっていて、その休憩所に着いたとたんトイレにはあっという間に行列ができた。と、ダラット方面から別のバスもやってきた、また一台やってきた。あっという間にこの人里離れた山の中の休憩所は観光客でいっぱいになり、トイレも混雑しっぱなし。と、ふと思った。こんな山の中の一本道でバス3台が同時に同じ場所にやってくる、いやにタイミングが良すぎないか?

とかなんとかようやくダラットにたどり着きそうなときにニコスの海外保険サービスの東京海上日動火災海外旅行傷害保険の代理のアクサアシスタンスからダラットでの英語の通じる病院の情報を受け取った。ベトナムにスタッフがいるのだから電話での通訳ができるだろうと電話通訳を頼んだが通訳手配はできないとの回答だった。ちなみに、このサービス内容はゴールドカードでも、有料の海外旅行保険でも同じらしい。(こんなならクレジットカード付帯の無料の保険で十分)

やっとのことでダラットでの宿Sleep In Dalat Hostel に着き、宿の人にこの病院知ってるかと保険会社の連絡してきた病院を見せると、ここは遠い、近くに英語が話せる先生の居るクリニックがあるからと地図を書いてくれた。近くで受診できるならと、地図を頼りに歩いていくが見つからない。道を行ったり来たり、見つからない。具合が悪いのに30分ほど歩き回り、ようやくクリニックを見つけ、受付の人にベトナム語に訳した症状を見せると椅子を指して待てと言う。やっと診てもらえると思ったら、Hoan My hospital という、保険会社が連絡してきた病院に行けと言う。なんじゃそりゃとおもいつつ、吐き気はおさまらないので、通りでタクシーを拾い病院へ向かったが、この病院、山の中の療養所みたいだった。タクシーが止まった目の前の建物にふらふらと入っても受付が見当たらない。ベトナム語と一緒にICUと書いてある。近くにいた人に「診察」をスマホの翻訳アプリでみせると、あっちと指さすのでその方向に行き、建物に入ると警備員から呼び止められたので「診察」を見せると、急患の窓口に案内してくれ、ようやく診察してくれるところにたどり着いた。

医者は英語で症状とか聞き、採血(これがまたへたくそで稀に見る痛さだった)、腹部エコー、心電図、と、何か余計な検査をしている気もしたが、とりあえず言う通りにし、そして点滴を打ちはじめた。寒い。ムイネーの30度を超える暑さの服装のまま病院にやってきた。外は小雨が降りだし、秋のような気温で、ベットには薄いこれまた全くあったかくない毛布でもない布を自分でかぶり、凍えながら点滴を打っていた。その間、医者や看護師は自分にはお構いなしで雑談していた、1時間、2時間たっても体調は良くならない。中国で食あたりをおこして点滴した時は1時間もすれば症状が落ち着き、点滴を打ち終わる頃にはだいぶ回復していたものだが、ベトナムでは点滴が違うのだろうか。結局3時間くらい点滴を打った後も少しはましになった程度だった。

支払いを済ませ(約1100kVND=6000円弱)外に出ると小雨が降り寒すぎる。来たときには降りたところにタクシーが数台止まっていたので、そこに戻ると、1台もいない。とりあえず通りにでようと、門までくると、そこは森の中だった。どうするかと考えてると、門の傍の小さな店の前にバイクが何台か止まってる。交渉して乗っけてってもらおうかと思い近づくと、店から若者が片言の英語でcan I help you? と言う。そこでタクシーと言うと、何やらタクシーを呼んでくれるらしい。お礼に水を一本買い、彼が差し出してくれた椅子に座り、小雨降る高原の夕暮れに真夏の服装でじっとタクシーを待っていた。

宿に着いたころには日が暮れていた。部屋に入ると隣のベッドの女性がペットボトルに液体を注いでいた。それ何?と聞くと濃縮ジュースを薄めてるらしい。挨拶して、今病院から戻ってきて、バナナがほしいんだがどこか売ってないかと聞くと、今からナイトマーケットに行くからその途中に有るかもというので、一緒に行くことにした。この韓国の女性、若いがおっかさんみたいな頼もしさを感じる。歩きながら果物屋を探したが見つからず、ナイトマーケットまで来てしまった。その中を歩いて探すがやはり見つからない、と、屋台の集まるところに来たとき、ヌクマムかなにかのにおいがしてきて吐き気がしてきたので、この韓国女性と別れて一人で食い物を探すことにしたが結局バナナは見つからず、フライドポテトの様なものを買って帰ったが、これも食わずに寝た。