vietnamoni’s blog

ベトナムの観光地の裏側を歩く3か月の長期旅行

ベトナムサバイバル 3/12 ホーチミン

この日の目標は紙のバス路線図と辞書を手に入れること。着いたときから歩きながら本屋を探したが見つからない。宿のスタッフに聞くと中心街方面に有るということで、地図を見ると途中ベンタン市場のバスターミナルを通るのでそこで路線図も手に入れようと思った。

バスターミナルに着き、事務員に「路線図 ほしい」とベトナム語で書いた紙を見せるとうるさそうに、はぁ?わかんねーよと言った態度で路線図は出てこなかった。どうもないらしい。空港の事務員の態度もそうだったが、前回はこんな態度はとられなかったとおもう。みながいらついている感じがする。まあ、手に入らないなら仕方がない、と、本屋に向かった。本屋では本の整理をしている店員にxin chaoと話しかけたが無視され、再度声をかけて辞書というとうるさそうな態度で「ほら、そこ」と指さした。まるで昔の中国の店員そっくりだ。いまじゃ少なくとも大連ではそんな店員はみない。そこで英語-ベトナム語ベトナム語-英語の辞書を買い、見学がてら川に向かう道を歩いていると狭い場所に客が寄せ合って座ってるカフェがあったので入ってみた。銭湯の木製椅子のような小さくて低いテーブルとこれまたお子様用のような低いいすに座りベトナムコーヒーを頼んだ。うまい。前の日の道端のおばちゃんのコーヒーより香りがいい。22kVND。

昼食は中心街で見つけたレストラン。観光客が多いエリアでどうかと思って入ったら、やはりハズした。牛肉入りうどんみたいなものを頼んだが、50kVNDと高いわりに大したことなく量も少ないしうまくもない。しゃあねえなあと店を出て、ホーチミン人文社会大学に行ってみようと、バス停で路線図を見ているとバイクの運ちゃんが流ちょうな英語で声をかけてきた。どこに行くんだ?と言うんで地図で場所を指すとバイクに乗せてってやると言うので、歩いていきたい、と言うとすんなり引き下がったが、そのあとも話し続ける。歳いくつだ?お~俺と同じだ、どこから来た?日本。お~俺は日本でホンダで働いていた、妻と子供は千葉にいる。目が悪くていまここで仕事してて、手術の費用がたまったら日本に行くと言う。じゃあ日本語しゃべれるだろと聞くと、つたない日本語をしゃべり、とても住んでたとは思えない。昔は強引に乗れ!いいから乗ってけ!という営業だったが、今は高度な話術で誘導する営業になっている。空港からのタクシーの運転手もそうだが、今ははっきり犯罪とか詐欺と分かるやり方はしないようだ。巧妙で、本当とは思えないが嘘という確信も持てないやり方で近づいてくる。

で、歩いて大学に着いたが、後者は電波塔の真下だった。やはりこっちはやめとこうと思った。その正門の迎えにあるミニストップでアイスを食い、ここから宿まではさすがに遠いのでやっとバスに乗ることにした。路線図では

35番バスが行きそうなのでそれに乗り、宿の近くまで来たが路線図とは違う通りを走っていた。別のバスも路線図に無いところを走っていて、更新していないのかもしれない。

宿に戻り、こんどは14日以降の宿を探しに行く。今の宿は一見良さそうに見えるが、いろいろ気になるところがあり、近くの別な宿をピックアッ

 


プして実際に見に行き、よさそうだったサイゴン セントラル ホステルというところに予約を入れた。ここもドミトリーなので、はやく長期滞在できるアパートを見つけたい。

また同じ店でフーティエを頼む。今度は他の客の食べ方を見てそれなりに食えるようになった。ここの店員も初めて来たときはなんだてめーみたいな態度だったが、次第に態度が柔らかくなってきた。

と、ドームのベッドでビールを飲みながら(室内での飲食禁止だった)これを書く。同室はフィンランド、台湾、オランダ、マレーシアと多彩だが日本人を見ない。

 

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