ベトナムサバイバル 4/29 ダナン
ダナンの電車の駅までフエ行のチケットを買いに行く。案内所で座席が80kと言ってたのに、カウンターでは88kと言われ、レシートのような切符を渡される。
駅からの帰り道、腹が減ったので地元の人で混んでる店に入る。焼肉屋のようで、壁にあるメニューをじっと見ていると、店員がそれとは違う料理の書いてあるメニューをもってきたのでそこからこれをください、とベトナム語で言って指さす(20k)と、xa xiu(チャーシュー)30kと、これまたメニューと違うことを言ってくる。めんどくさくなったのでokと言い、そのあと別の店員が注文を取りに来たが、めんどくさくなって日本語で「もう注文しましたよ」と言いうと、なにやらわかったようで離れていった。もうサバイバルでもなんでもない。最近ではベトナム語がわからなければジェスチャーを交えて日本語で話している、が、周りから浮かなくなった。
ベトナムサバイバル 4/28 ダナン
今日もダナンの街中を歩き回る。12番のmy kheビーチ側の終点まで行ってみるが、大したことない。道路を隔てた陸側はまさに開発地と言った感じで、町から外れた小さな家が散らばる場所に場違いに見える高層ビルを建設中。ビーチ側にあったおしゃれに見せてる屋台のカフェでアイスコーヒを頼んだが、15kで道端の屋台カフェと同じレベルの、しかも薬臭いコーヒーが出てきた。ついでに飲んでたら口に何か固形物が入ってきたので吐き出してみると、よくわからない緑色の物体だった。ビーチリゾートの屋台カフェがこんなレベルだ。
ネットでダナンを検索するとビーチリゾート!との宣伝サイトがわんさとヒットするが、はっきり言ってビーチリゾートを満喫したいならダナンである必要はない。ここは”ビーチリゾートになりたがってる街”であり、ビーチリゾートではない。需要に合わせたのではなく国の政策で整備してるような海岸通りとどこかの浜辺とかわらないビーチ、観光用に作ったであろう人がほとんど乗っていないこぎれいなローカルバス。リゾート感を出しているのはホテルが作ったプライベートビーチエリアくらい。その点ニャチャンはビーチもリゾートにふさわしい景観で、観光インフラも整っていて、本物のビーチリゾートといえる。ただ、COM屋の飯は安くてうまい。カフェの数に負けず劣らず競争が激しいようで、ニャチャンのCOM屋よりレベルが高い。中には値段がちょっと高めだが、それでも25kでうなるくらいにうまいCOM屋もある。
ベトナムで安くて居心地のいい長期滞在できる街を探しているが、全てを満たす街はなかなか見つからない。
また12バスで市街地に戻り、途中メインの通りのLe Duanで見かけたパン屋に行ってみる。ABCベーカリーというのと、すぐ近くになんとかベーカリーという2つのこぎれいなパン屋があり、それぞれ中に入ってみてみたが、ABCベーカリーはローカルのパン屋と同様ショーケースの中にコバエが入っていた、隣にいた店員はそれが見えているはずだが何もしない。まあ1匹だけなのでローカルパン屋よりマシだろう。もう一つのなんとかベーカリーは入ったとたんに店員が自分の足元を見たのがわかった。素足にホコリを被ったサンダルで店に入ったが、ここはハエが全くいない。少しは衛生面を気にしているようだった。試しに菓子パン10k-12kを買ってみたが味は悪くない。
そのあと、チェー屋でche thap cam(甘納豆練乳かき氷)10kを食べて宿に戻る。
ベトナムサバイバル 4/27 ダナン
宿の近くの前から気になっていたグラスの中の白いミルク?の上に黒い物体ののったデザートの写真のある店に入ってみた。メニューを見ると名前が sua chua nep camとあり、ヨーグルトはわかったが、nep camが辞書を引いても出てこない。とりあえず注文してみると、黒い豆のようなものが入ったグラスが出てきた。スプーンで黒い物体をすくって食べてみると、食べた覚えのある食感、なんと中国でたまにご飯として食べてた黒米だった。黒米はおいしいので好きだが、まさかヨーグルトと混ぜて食うとは。でも意外にマッチしててこれはこれでおいしかった。12k。
夜、これまた以前から気になってた棒に肉団子を巻いてる店に行ってみた。店に入ると客はみなグループで、大皿に盛った肉巻き棒と野菜を食べていた。注文の仕方がわからないので客の中で麺を食べてる人がいたので、その人のどんぶりを指してこれ、といい、店員が運んでた肉巻き棒を指して指で2本とジェスチャーした。出てきたのは焼肉麺?で味は悪くなかった。肉巻き棒もなかなかの味で、本当はこれを野菜と春巻きの皮で包んで食べるようだが、頼んだ数が少ないので野菜も春巻きの皮も出てこなかった。支払いの時、値段を聞かずに注文したので50kくらい行くかと思ったら32kだった。安い。観光客がこんなローカル食の店に気軽に入れるようになれば、これはこれでダナンの観光名物になると思うが、そうなると店側が地元客相手に安い値段で提供しているのがばからしくなるだろう。ここは観光客が来ないから安いのであって、宿のすぐ近くの麺屋のように英語でメニューを書き観光客を呼ぼうとしてる店は、地元で15kもしない内容の麺を25kや30kで売ってる。しかもうまくない。地元客が来ないから何も知らない観光客を当てにしてる。
カフェと見間違ったコインランドリーチェーン店
ベトナムサバイバル 4/23 ダナン
朝飯を探しに住宅街の道に入ると、おこわの入った袋をぶら下げて走り去るバイクのおっちゃんを見つけ、その来た道を行くと露店が集まってる場所を発見。
5番バスの終点まで乗ってダナンの西、ダナン湾のビーチに行ってみた。終点は海岸沿いの道路のただのバス停で、歩道も整備中の町はずれの砂浜に出てみると左に湾曲した小さな砂浜が見える。道路に戻りそっちの向かうと、目の前にフェンスと、その先にがれきで埋め尽くされた土地がずっと先まで広がっていた。フェンスには何とかリゾートという、完成予想図らしい絵の看板が掲げられ、ゲートの小屋には警備員がいた。スマホの地図で見ると、砂浜に沿って小道がある。が、フェンスの先には道など見当たらない。
バスの通りはここで左に折れていて、そこを道なりに行くと、フェンスの途切れたところに砂浜の先に続く集落への入り口があったので入ってみた。狭い路地をスマホの地図を頼りに歩いていくと、海に出るフェンスの出入り口があった。そのフェンスの陸側の家の人がハローと声をかけてきたので、「土地を売ったのか」とスマホでベトナム語に訳して見せると、静かにうなづいた。フェンスの先に足を踏み入れると、人の生活していたかけらがずっと広がっていた。
がれきの広がる土地を抜け、フェンスの陸側の集落の中を歩いていると地元の人達がくつろいでいる茶屋があったので、そこで茶を飲んで一休みする。目の前の小道をひっきりなしにバイクが走る。子供を乗せたバイクが多い。店でも子供たちが走り回っている。昔、日本もそうだった。さすがにこんなにバイクは走ってなかったが。
バスが路線図通りに走っていない。1年前に作られた路線図があまり役に立たない。
夜、隣のコンビニで子供たちの誰もが手にもって出てくる大人気のインスタントスパゲティを買ってみた。味はミートソース焼きそばと言った感じでスナック感覚。
ベトナムサバイバル 4/22 ダナン ホイアン
朝、宿の近くのバスターミナルで見つけたカフェでカフェスぁダを注文する、が、ロブスタ豆のにおいのする普通のエスプレッソ&コンデンスミルクが出てきた。
ダナンからホイアンまでローカルバスがあるのでホイアンまで行ってみることにする。バスターミナルから途中ホイアン行1番バス乗換まで1時間、1番バスはダナンから30分でホイアンに着いた。ホイアン行は他の市内バスとは違いおんぼろバスで、乗り込むときに切符売りの小汚い親父にいくらか聞いたが答えずさっさと乗れと催促され、料金の確認をせずにバスに乗り込む。ネットで料金20kとの情報があったので、隣に座る人にいくら?と聞いていると、切符売りの親父がその人に何やら話しかけた。そのあと、自分に集金に来たので20k渡そうとすると、いや40kだ、という。はぁ?ハイムイ(20K)と言っても40kと言うので、そんな金ないと日本語で話し、財布から別に10k出して、現金が無いと財布の中身を見せるとokバームイ(30k)と言って金をとっていった。隣の人がベトナム語で話しかけてきたが、聞き取れた単語から想像して、ベトナム人は20kのようだ。
バスは市街地を抜けるとぶっ飛ばして30分くらいでホイアンの中心から2キロ弱くらいのところにあるバスターミナルという空き地についた。そこから歩いてホイアン観光の中心、遠来橋まで行ってみたが、川沿い近くの道は観光客ばかり、正に観光地だった。値段も観光地価格で、飲み物など普通の2倍の価格だった。この観光エリアは滞在地としては不適格なので、地元の人たちが住んでそうな北の方に上がって地元民しか歩いていないエリアに入った。そこに市場があり、そこの屋台でみつ豆チェー(che thap cam)を食べる。10k。市街地で同じもの食べると15k、観光エリアで20k以上。昼飯もそのエリアのcom屋で食う。30kで山盛り出してきておばちゃんうれしそうだったので、多分地元の人は15kくらいのものを食ってるのだろう。これほどの田舎なら本当ならダナンよりずいぶん物価が安いはず。
ホイアンの昼間はほんとにたいしたことない。日本でもこれよりしゃれてる街並みはいくらでもある。夜にランタンがともってはじめてこの町の良さが出るんじゃなかろうか。
帰り、バスターミナル近くでちょっとよさげなホテルのようなカフェをみつけた。気持ちいい風が吹く木陰の席に座ってコーヒーを飲んでたが、ホイアンでここが一番くつろげた。
帰りも切符売りの親父に20k渡そうとすると、今度は30kと言うので、黙って30k渡した。どうも外国人価格は30kらしい。ダナン市街地に入り、行く時に乗ったバス停が違づいてきたので席を立って降りる準備をすると、切符売りの親父が座れまだ先だとジェスチャーする。のでいつ止まるのかと座ってると、バス停の看板をいくつか過ぎた先の屋根付き停留所で止まった。ダナンのバスは全くよくわからん。屋根付きバス停は使ってるのか?
途中、木が道をふさいでた。
橋の壁が塗られていた。
市街からバス停に行く道の途中のミニホテル?で一服
ベトナムサバイバル 4/21 ダナン
ハチホステルからbookaholicに移動。ハチホステルは最後までやってくれる。昨日の朝は6時にはギターを練習していたが、今朝は遠慮なしの咳する音で目が覚めた。朝食は7時からと、レンタサイクルの価格を書き換えてた同じ壁紙に書いてあるので7時過ぎにロビーと言うホストのリビングに行くと、朝食は7時半からだと言う。しかも、何を食うかは前日の夜に聞くらしく、昨夜10時ごろに聞きに行ったら”起きなかった”ので1番を選んでおいたと言う。うるさいので耳栓して寝てたが、耳栓してなかったら朝食選びに起こされてたのか。で、ここにはキッチンが無いから朝食は別のホステルから持ってくるらしい。 そして、なぜかソファーに開いたまんまの汚れたはさみが置いてあったので、それをどけたのだが、なんとホストの女の子がそのはさみを使って持ってきたフランスパンに切り込みを入れようとしたので、パンと卵はそのままでいいと言って、固い卵焼きとパンを食った。なぜはさみが開いたまんまだったのか、理由がわかった。いつもこれを使ってパンに切り込みを入れて、そのはさみでパンに卵を押し込んでたわけだ。卵焼きを食いながら、これは誰が作ったのと聞くと私、というのでgoodと言っておいた。
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